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和からし

からしは英名「マスタード」といいます。

からしは菜の花や大根などのアブラナ科の植物で、種子は1ミリ程の球形です。
現在、日本ではこの種子を「粉からし」にするか「ペースト状の練りがらし」に加工して食用として使用しています。
この種子には40%もの油分が含まれていますので、種子を潰しただけでは粉末にはなりません。そこで、油分を搾り取り、10%〜15%ほどにして粉末にします。

マスタードの仲間を大きく分けると、‘オリエンタルマスタードシード(和からし)、’ブラウン・イエローマスタード(白からし)に分類されます。オリエンタルマスタードは辛味の強いタイプで、日本人が昔から食べてきた品種です。

イエローマスタード(白からし)はマイルドなタイプで、ヨーロッパなどで肉料理のソースに溶いて使われることが多く、日本ではサンドイッチ、ホットドッグ、ドレッシングなど、主に、洋食系の隠し味として使われることが多いです。

オリエンタルマスタードは「和からし」と呼ばれる通り、かつて日本人が昔から使っていたものです。昔は当然、日本国内で栽培されていましたが、現在では、生産コストの上昇や生産者の減少により栽培されなくなりました。国内消費のほぼ全てがカナダで栽培されています。近年はカナダからの輸入がほぼ100%となり、国内生産はゼロになってしまいました。

もし、カナダの農家さんが栽培するのをやめてしまったら、日本人は「和からし」を食べることができなくなります。
いつか、そう遠くない将来、「昔の日本人は和からしを食べてたらしいよ!!」と言われる時代が来るかもしれません。あなたが当たり前に食べている、おでんにも納豆にもトンカツにも「和からし」を付けて食べることができない時代が…来てしまうかもしれません。

主 かずさんが店と同じぐらい愛情を注ぎ、丹精込めて作り上げた、和からし。
そのからしは、交雑しやすいと言われた環境の下、肥料も農薬も使用せず育てられ、自然風によってホコリを取り、粒のみにして油分をマスタードオイルと粉からしに分け、さらに石臼挽きして粉末状にした手間も暇も掛けに掛けた貴重なもの。
まるでバターのようなまろやかさと上品な辛味。
ほんの少しの量でも美味さが感じられる一品です。
一生に1度でもこんな素晴らしい和からしを食べてみたいと思いませんか?